代表挨拶

こんにちは、代表の小嶋です。
私は15年不動産業界に従事してきました。
ある日、自宅を購入いただいたお客様より「転勤で数年間自宅を空けることになった。」、
「売ったり貸したりせずにそのままの状態で管理だけしてもらえないか?」とのご相談がありました。
当時会社員だった私は休みの日に空き家管理のお手伝いをしておりましたが、様々な要望にお応えしているうちに、お預かりする家が増え、また協力してくれる業者さんに恵まれ、いつしか本業になっておりました。
空き家管理は誰かれ構わず営業してもご利用頂けるサービスではありません。
ですから勧誘はしません。
でもこの様なサービスがあることは覚えておいて下さい。
いつかあなたのお役に立てますように・・・

下段にコラムを書いてみました。お時間があったらご覧下さい

不動産会社の「物件管理」とは大家さんへのサービスです

不動産会社の「物件管理」とは主に賃貸物件に入居者がいる状態で行う「クレーム対応」や「家賃回収」業務のことであり、空き家の維持管理ではありません。
そのため入居者募集期間中は管理費を取らない不動産会社が一般的です。
彼らにとって空室(空き家)管理は自社に不動産仲介を依頼したオーナー向けの「善意のサービス」であり本業でないことから、空き家の管理だけを依頼された多くの方が断られております。
お金を払ってもサービスを受けたい方がいらっしゃるのに残念なことです。

空き家(自宅)を貸すか貸さないか

家を貸すことを決めたほとんどの方が収入のためと答えています。
家賃の全額が利益になればいいのですが、色々と経費が掛かります。
一般の方の認識は
家賃収入−管理費=利益
なのですが、賃貸による建物損耗も考慮しなければなりません。
また契約方法にも注意が必要です。
ご存知の方も多いと思いますが、平成12年3月1日定期借家法が施行、「定期借家契約」が新設されました。
定期借家契約の特徴は
・貸主と借主が対等な立場である→(従来は入居者の権利が強かった
・任意の期間だけ貸すことができる→(従来は
一年未満の契約は期間の定めない契約とされた
・契約終了時に入居者は退去する→(従来は
契約期間満了でも入居者が退去を拒否することができた
です。

定期借家契約により、例えば海外転勤の間だけ(数ヵ月〜数年間)自宅を貸すこともことも可能になりました。
でも、貸すためには家財を家から運び出す引越し費用も必要です。
国内ならば家財を持っていけば簡単ですが海外の場合は結構大変!
電圧の違いで家電製品が利用出来なかったり、家具の規格が異なるため多くの方が家財を自宅近くのトランクボックス等に預けています。
ちなみに一般的な4人家族の場合、家財の保管に約3.5〜4帖分のスペースと月額17,000円〜47,000円の費用が必要です。
賃貸にした場合何ヵ月目から黒字になるのか今一度計算して下さい。
永久に黒字化しないこともあるので注意が必要です。
※トランクボックスの費用は私が以前契約業務を代行していた三協フロンテア様の賃料(東京都心〜多摩地域)を参考しました。

人は見かけでわからない・・・

入居希望者が現れた時、不動産会社では勤務先や収入および与信状況、家族構成などを審査します。
また面接も行ないますが、その時はとても感じの良い方でも実際に入居されると・・・な方も。
とても健康そうなご夫婦が実はへビースモーカーで室内はタバコのヤニだらけだったり、
新婚カップルが入居後に三兄弟が生まれたマンションではクローゼットの折り戸は割れ、洗面台にヒビが入るなど建物損耗が酷いだけではなく、賃貸中の騒音により階下の住人との人間関係にもヒビが入ってしまったそうです。
当然退室時には原状回復を行ないますが、臭いなど感覚的なモノは貸主と入居者間で感じ方が異なるため、消臭作業を行うか否かについてトラブルになるケースがあります。
また想定外のことは身内でも起こることがあります。
築浅の自宅マンションを賃貸されていたAさんは、奥様が他人が入った湯船に抵抗があるとの理由でユニットバスを交換、賃貸で得た利益よりもリフォーム費用が上廻ってしまい貸さないほうが良かったのでは?と感じたこともあります。
これは極端な例かもしれませんが、家族で話し合うことは大事です。

自宅(空き家)の管理を長期間親族・知人に頼めるか?

ご近所の人は意外と冷たいです。
自治会には色々な当番がありますが、空き家があるとその分早く当番が回ってきてしまうのが原因でしょうか?
近くに親族がいれば安心ですが、数ヵ月も面倒を見てくれる例は稀です。
そんな時にはちゃんとお礼を払いましょう。
空き家の管理は意外と手間が掛かります。
親しき仲にも礼儀ありです!


▲このページのトップへ戻る


お問い合わせフォーム

お急ぎの場合070−5080−6269担当コジマまで!

リトル・アイランド
TEL 042-776-2010
FAX 042-769-5910
info@kanrinin.jp
〒252-0225 神奈川県
相模原市中央区緑が丘1-13-12